今回、「種の保存」「個体群管理」等で国際的にご活躍の冨澤先生にお話しいただくのに「犬のブリーディングと遺伝」についてだけでは勿体無い!!!
ということで、特別に別立てでご講義をお願いいたしました。
題して、「今だからこそ考えよう!動物園と絶滅危惧種」。
一般的に言って、動物園には4つの役割があると言われています。
1, 種の保存
2, 教育・環境教育
3, 調査・研究
4, レクリエーション
1~3までは、学術的要素の強いものです。4のレクリエーションに関しては、訪れる私たちに向けてのエンターテイメントの要素が強くなります。動物園をきちんと維持していくためには、これもまた大切なことになります。
けれども、そのバランスは非常に難しく、ともすれば私たちを楽しませるために、彼らが犠牲になってしまうことも起こりがちです。前に出席した、山﨑恵子先生の講演会で「一旦人間社会に組み込まれた動物に対しては、私たちは永久にその責任を全うしなければならない」というお話がありました。
今、あちこちの動物園で、園の花形である大型動物導入の動きがあります。彼らに対して私たちは「永久にその責任を全う」することができるのでしょうか。できるとしたら、どんな風に?
世界の現場の第一線で働いて来られた冨澤先生とご一緒に、考えてみませんか?
【講師:冨澤奏子先生】
東南アジア動物園協会 種管理委員会 副委員長
これまでにアジア産野生生物保全協会 事務局、国際種情報システム機構 アジア/太平洋地域コーディネーターを務める。国際会議への出席多数。通訳、翻訳業務経験多数。さまざまな地域、国とのネットワークの構築、国内はもちろんのこと諸外国においても動物園水族館におけるデータ管理や個体群管理、血統登録担当者への教育や各種ワークショップ、セミナー等を手掛けた経験を持つ、スペシャリスト。
著書、訳書:『動物園学入門』(朝倉書店)、『動物園動物管理学』(文永堂出版)、『動物園を魅力的にする方法: 展示デザイン における12のル ール』(文永堂出版)
【開催日時】
2020年1月20日(月)
15:00~受付
15:30~17:30 「今だからこそ考えよう!動物園と絶滅危惧種」
【会場】
福岡県古賀市内(お申込者さまにお知らせいたします)
【定員】
35名(最低催行人数10名)
【受講料】
3,000円(当日受付にて承ります)
「だれちょこ*スピンオフと同時にご参加の方は、 「今だからこそ考えよう!動物園と絶滅危惧種」参加料プラス2,000円(計5,000円)でご受講いただけます。
「だれちょこ*スピンオフ」のご案内はこちらです。
【キャンセルポリシー】
開催1週間前よりはキャンセル料が発生いたします。
1月13日以降のキャンセルは、ご受講料の50%(1,500円)
1月17日以降はキャンセルは、全額(3,000円)
ご連絡なしのご欠席も全額(3,000円)をお振込いただきます。
※ 両講座お申込みの方は、それぞれキャンセル日に合わせて、2,500円、もしくは5,000円を頂戴いたします。
【お申込み】
以下のフォームより承ります。
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